基本の作り方

Basic Lesson

基本の作り方をマスターしよう。

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警告

作業を始める前には必ず、保護具を身につけましょう。

まずはエプロンと手袋 は必ず着用してから作業を行って下さい。ヤケドとフラックスから体を守ります。

また作業中 、煙と水蒸気が発生します。フラックスの蒸気は人体に有害ですので、マスクや保護メガネを着用して下さい。手袋をしていても作業後は、必ず手洗いを行って下さい。

 

用意するもの

●ガラスを加工する道具

ガラスを切る場合は『ガラス切り』が必要です。ガラスを加工する行程はステンドグラスのガラスの加工を参考に行ってみて下さい。

 

●ガラス小皿・綿棒

ガラス小皿と綿棒はフラックス(はんだ付け促進剤)に使用します。ガラス小皿にフラックスを出し、綿棒で金属に塗っていきます。ガラス容器は、きれいなものを使ってください。

 

●雑巾(タオル)

はんだ付け作業後、水洗いをしますので、水気を拭き取る雑巾(タオル)が必要になります。

 

●磨き道具類(金ブラシ・研磨剤・ブラシ)

作品が完成したら水洗い後、金ブラシを使って汚れが落ちていない所をこすり落とします。

再度水洗いをしますが、今度はブラシ(歯ブラシなど)に研磨剤(又はクレンザー)をつけて、作品を磨きます。はんだ付けに使用したフラックスは強酸性なので、水洗いが不足すると皮膚に触れた部部に炎症を起こしたり、作品が錆びて白くなったりします。

 

基本の作り方

1.ワイヤー(銅線)を必要な長さにニッパーでカットし、材料を用意します。

2.ワイヤーにフラックスを綿棒やハケ等で塗ります。

*フラックスがついたところは、直接手で触れないように注意しましょう。

3.熱したはんだこてではんだを5mmほど溶かし、こて先につけます。

4.はんだのついたこて先をワイヤーにあててワイヤーを熱します。そのままゆっくりとこて先を動かし、ワイヤー全体にはんだコーティングします。

5.2-4を繰り返しはんだコーティングを行います。作業が終わったら、ひとまずフラックスや汚れ等を洗い落としましょう。

6.パーツのコーティングができたら、ラジオペンチなどで曲げ、各パーツの形を作ります。

7.パーツ同士を接合する部分に再度フラックスをたっぷりつけます。

8.こて先にはんだを取り、接合部にあてます。この時に接合部全体をよく熱してはんだ付けしてください。

9.出来上がったら、水洗い・磨きをして完成です。

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